| ●ASPって何? |
ASPとは、アプリケーション・サービス・プロバイダの略のことであり、具体的には、ユーザーにアプリケーションソフトウエアを販売するのではなく、賃貸契約でアプリケーションを利用してもらい、その利用頻度に応じて料金を課金するいわばソフトウエアのレンタルのことであります。
そして基本的には、ソフトウエア自体はユーザーのパソコンにインストールするのではなく、センター側にインストールし、ユーザーがそれらのソフトウエアを利用するには、そのソフトウエアのインストールされているサーバーにアクセスすることになります。
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| ●ASPのメリットは |
このASPを利用すると、高額の情報化投資を行うことができない中堅・中小企業でも比較的少額で投資を行うことができるといわれています。これは、高価なソフトウエアを数社でシェアすることにより一社あたりの導入コストが引き下げられることに起因しており、レンタルサーバーと利点は同じであると言えます。
また、年に数回しか利用しないような特殊なソフトウエアの利用をしたい場合には、購入するよりもこのASPを利用した方が効率的であるといえます。
そして、会計ソフトにもこのASPを利用した自計化システムが多数開発されてきています。それらの謳い文句では、「クライアントが入力したデータを税理士が同じシステムにアクセスする事により見ることができるため、リアルタイムな経営指導が可能」だと盛んに導入を進めるメールが当事務所にもたくさん届きます。(^^)
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| ●現状のパッケージソフトでも十分対応可能 |
確かに、ASPを使ってクライアントと税理士が同じ帳票を見ながら経営相談をすることは非常に有益であるといえます。しかし、それは現状のパッケージソフトとE-mailで十分同様の効果は得られると言えます。当事務所でも電話では解決困難な経理上の不明点の解決はほとんどこの方法によって解決しています。
それに大前提として、電話で顔も見ないで大事な経営相談なんかするかな?と私は思いますね。以前にも申し上げたとおり、クライアントが税理士に相談をするという場合、既に自分自身で答えを出しており、その確認を誰かにしたいという場合がほとんどでしょう。
そんなときは、やはりこちらからお伺いしてお話を聞くのが一番だと私は考えます。みのもんたじゃあるまいし、電話じゃ納得しないでしょう。(^^)
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| ●はっきり言って、今は時期尚早 |
結論は、現状でルーティンワークにこのASPを使うのはまだ時期尚早だと私は考えます。それは、現在広く普及しているISDN回線の利用を前提にした場合、あまりに処理スピードが遅く、ソフトウエア自体の使い勝手も、パッケージソフトの方が遙かに優れていると言わざるをえないからです。
ただ、ブロードバンド時代を迎え通信スピードが格段に上昇すれば、ルーティンワークの処理においてもASPを利用することが一つの選択肢となることは間違いないでしょう。
中には、違法コピーの後を絶たないパッケージソフトよりASPの方が確実に課金出来るため
パッケージソフトはすべてASPに変わるという人さえいます。
しかし、いくら何でもそこまでは行かないでしょう。ブロードバンドを利用したソフトウエアのダウンロードによる販売は主流になるかもしれませんが・・・。レンタルビデオもBS.CS時代の到来で淘汰されると言われたけれど、しっかり残っていますものね。(^^)
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