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2008.3
人前で話すと言うこと−その3

−話すのは慣れではない、準備だ−


●慣れればうまくなるわけではない

「セミナーやスピーチは慣れればうまくなる」と思っている方がいらっしゃるようです。

もちろん、全くの間違いというわけではありません。

やはり、回を重ねていくうちにうまくなっていく部分はあるでしょう。

ただ、本当に回数を重ねるだけでうまくなるでしょうか?

少なくとも私はそう思いません。

と言うのは、3,000時間以上人前で話すという経験をした私でも未だに、何の準備なしではしどろもどろに
なったりするからです。


●どうしたらいつでも冷静に人前で話せるのか

私の尊敬する「スピーチの神様」と言われた江川ひろし先生は、「優雅に泳いでいるように見えるミズドリも実は水面下では、ものすごく足を動かして泳いでいる。」

「いつでも冷静に人前で話せると思われている人は、実は、いつでも万全の準備をしているのだ」とおっしゃっていました。

先生は全く依頼などされていないのに、もしいきなりスピーチを頼まれても良いようにちゃんと準備をしていくのだそうです。

私も友人の結婚式の時、当初は全く依頼などされていなかったものの、万一のことを考えて準備をしていたら、いきなりスピーチの指名をされ、何とか乗り切ったこともあるのです。

●力一杯の練習で口が勝手に動き出す

人前で話すと緊張で何を話したかわからなくなると言う方!

それは、誰でも当然のことです。

ただ、ちゃんと準備をしていればまわりを見渡す余裕もできます。

それでも、何を話しているのかわからない位緊張するときもあるでしょう。

でも、そのときでも力一杯練習をしておくと、頭とは別に勝手に口が話してくれるようになるのです。

●まずは、人前で3分間スピーチを

ですから「慣れではなく準備を」

人前で恥をかきたくないのであれば、もうこれ以上はできないと言うくらいの準備をしてはどうでしょう。

とりあえず、まずは人前で3分間スピーチをしてみてください。

そうすれば、きっと「準備の必要性」を嫌と言うほど味わうことができますから。



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